2022年の節分は2月3日です。
緊急事態宣言が発令された都市もあり、ステイホームで「鬼は~外!福は~内!!」と家族で豆まきをされたり、恵方巻とイワシを食べるご家庭も多いのではないでしょうか。今年の恵方や食べ方をご紹介します。おうち時間を楽しみつつ、コロナ退散を祈ってみませんか。
目次
2022年の恵方は北北西
恵方とは、歳徳神(としとくじん)という神様がいらっしゃる方角をさします。恵方は、4方と十干( 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の組み合わせで決まり、年によって変わります。今年は「壬」年であることから、【北北西】が恵方です。



歳徳神のいる恵方の方角を向いて行動すると縁起が良いんですって。
だから、節分の巻きずしも恵方を向いて食べるのね。



真北より少しだけ西寄りだよ。

恵方巻の由来と食べ方のルールって?
恵方巻は、別名「太巻き」や「丸かぶり寿司」とも言われていますね。
恵方巻には7福神にちなみ、7つの具材が使われ、福を巻き込むという意味があるようです。
恵方巻の定番具材
恵方巻に使われる具材は、以下の7つが定番です。

かんぴょう
しいたけ煮
伊達巻き(だし巻き・厚焼き卵)
うなぎ(あなご)
桜でんぶ
海老
きゅうり
【恵方巻の具材にこめられた意味】
長寿を願うもの → かんぴょう・しいたけ煮・うなぎ・えび
金運 → 伊達巻き
安産など子どもに関するご利益 → きゅうり
おめでたいもの → 桜でんぶ・えび
上記が定番の具材ですが、必ずこの7種を巻かないといけないという決まりはありません。
最近は、サラダ巻きやエビフライを巻いたもの、魚介ばかりを巻いた豪華なものなど、たくさんの恵方巻が出てきていますね。
それでは、続いて恵方巻の食べ方を見ていきましょう!
恵方巻の正しい食べ方とNGって!?

恵方巻の食べ方には大きく3つのルールがあります。
ルール1)その年の恵方を向いて食べる
食べる際は、体ごと恵方に向かって食べるようにしましょう。よそ見をすると運が逃げてしまうと言われているので、テレビなど気になるものは消しておきましょう。
ルール2) 切らずに丸ごと1本食べる
恵方巻は、福を巻くものなので、細巻きではなく太巻きを食べましょう!
食べにくさはありますが、「縁を切らない」ためにも、包丁で一口サイズに切ったりせず、丸かぶりするのが正しい食べ方です。
ルール3)食べ終わるまでしゃべらずに黙々と
恵方巻を食べている間は、おしゃべりをせずに願い事を心で想いながら食べましょう。休憩せずに食べきることが良いとされています。途中でむせてしまうこともあるので、お茶やお水をすぐ近くに置いておくと安心ですね。
節分の豆まきやイワシにはどんな役目があるの?

元々節分とは、 季節の節目と言われる「立春、立夏、立秋、立冬」の前の日とされています。旧暦では、春から新しい一年がスタートするという考えから、立春の前の日が今でいう大晦日でした。
(2022年は2月3日)
新しい年を迎える前、邪気(鬼)を 祓うためにするのが豆まき。
また、鬼を寄せ付けないよう、鬼の嫌いな臭い(いわし)ととげ(ひいらぎ)を玄関に備えるようになったと言われています。
鬼のお面が無料でダウンロードできるサイト紹介

幼稚園や保育園の頃は、園で鬼のお面を作ってきてくれますが、小学生になると「お面がない!」という事態が発生します。
お子さまと手づくりを楽しむか、 時間がなければ豆を買うときにお面付きのものを選ぶようにしましょう。
鬼のお面を無料でダウンロードできるサイトを紹介します。
ちびむすドリル
https://happylilac.net/c-event-setsubun.html
赤鬼・青鬼・緑鬼・塗り絵ができる白鬼のお面
豆を入れる箱の折り方やデザインペーパーも用意されています。
ぬりえやさん「節分お面ぬりえ」
http://nurie.ciao.jp/om01.html
鬼のお面が4種・ぞうさんお面・ブルドッグお面があります。
可愛い目のデザインなので、鬼が怖いというお子さんにもよさそうです。
立春後のご挨拶は「余寒見舞い」で

年賀状をもらったけどお返事していない人がいる方、年賀状を出してから引越しや結婚をした方にオススメなのが「余寒見舞い」でのご挨拶です。
年賀状シーズンの松の内(1月8日ごろまで)が明けると「寒中見舞い」での挨拶になりますが、立春(2月4日ごろ)を過ぎると次は「余寒見舞い」での挨拶になります。
余寒見舞いには、デザインものだけでなく、写真入りのものもあるので、ご結婚された方にもおすすめですよ。
寒中見舞いはがき・余寒見舞いはがきを頼めるお店
余寒見舞いを注文したいのに、サイトが寒中見舞いの時期の場合は、サイトが変更になるまで少し待ってみるか、デザイン内の「寒中お見舞い申し上げます」を「余寒お見舞い申し上げます」に変更してみましょう。
挨拶文に季節に関する時候の挨拶(●●の候など)が入っているときは、送る時期(寒中・余寒)により異なる場合があるので気をつけてくださいね。
▼おすすめの印刷会社はコチラ▼