宛名は「先生」?「様」?先生に送る年賀状の注意点と例文 | くらしのいいもの研究所

宛名は「先生」?「様」?先生に送る年賀状の注意点と例文

そろそろ年賀状を送る季節。家族や親戚、普段から仲良くしているお友達だけではなくて、幼稚園や保育園、学校の先生に年賀状を送りたいと思うことはありますよね。
でも「宛名の敬称は『先生』、それとも『様』か?」「賀詞は何を使えばいいの?」など、悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

この記事では、園や学校の先生に年賀状を出すときの書き方と注意することをご紹介します。

「先生」と呼ばれるのは学校の先生だけではない!

そもそも「先生」と呼ばれるのは、どのような職業の人なのでしょうか?

「先生」とは、普段から関わりの深い幼稚園や保育園、小学校の先生の他にも、医師や弁護士、政治家、作家など、学識のある人や指導的立場にあたる人を敬っていう言葉のことです。

宛名の敬称は「先生」「様」?

敬称とは相手に対して敬意を表す言葉です。例えば、広く一般的に使われる敬称は「様」。「様」は年齢や性別、社会的地位などに関わらず、個人の名前の後につけて使います

学校の先生や習い事の先生に年賀状を出すとき、「先生」か「様」のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。「先生」というのは、「様」や「殿」などと同じ敬称のひとつ。ですから、どちらを使っても問題ありません。無理に敬称を「先生」にする必要はないので、相手の立場や関係性に応じて使い分けてくださいね。

ただし、「先生様」と書いてしまうと二重敬称になってしまうので注意しましょうより丁寧に書きたいのであれば「御机下」などを使うとよいですよ。

先生に年賀状を送るとき書き方で注意すること

目上の人には二文字の賀詞は使わない

年賀状には、「賀詞」と呼ばれる新年を祝うための祝い言葉を記載するのが一般的です。
賀詞には一文字、二文字、四文字のものがあります。「賀正」や「迎春」など、一文字や二文字の賀詞は、部下や同僚、目下の方や友人に適した言葉です。

二文字以下の賀詞を目上の人に送るのは失礼とされているので、先生などの目上の人に送るときは四文字の賀詞を使うようにしましょう。四文字の賀詞には「謹賀新年」「謹賀新春」「恭賀新年」「恭賀新春」などがありますよ。

住所がわからない場合は学校や勤務先宛に年賀状を出す

近年では個人情報保護や保護者とのトラブルの観点から、先生の住所を公開していないことが多くあります。そのため、いざ先生に年賀状を送ろうと思っても「ご自宅の住所がわからない」というケースがあるでしょう。

そんなときは、園や学校など、その先生にお世話になっている場所へ宛てて出すとよいでしょう。その際、たとえば学校の先生なら、学校の住所と学校名に加えてクラス名も記入すると間違いなく受け取ってもらえますよ。

色の薄いボールペンは使用しない

年賀状を出すとき、基本的には筆か黒のペンを使うようにしましょう。年賀状は新年のお祝い事。細い字のボールペンや弔辞を連想させる色の薄いものは使わないようにしてくださいね。修正液もなるべく使わないようにしましょう。

また、宛名面ははっきり読みやすく書くことを心がけましょう。とくに子どもから先生へ出す際、すべて自分で仕上げたがるかもしれませんが、宛名が不明瞭だったせいで相手へ届けられなければ元も子もありません。
低年齢の子であれば、宛名は親が代筆するほうがいいかもしれませんね。

添え書き文(メッセージ)の文例

・「賀詞」
・「本文」
・「結び」
・「年号」

年賀状を書く際は、 これらの四項目は必ず入れるようにしましょう。
以下に、先生へのメッセージの文例ををご紹介します。

小学生から学校の先生へ

新しい年に頑張りたいことや目標、楽しみにしていることを記載するとよいですよ。冬休みの近況や、先生との思い出を入れても良いですね。
ただし、はがきは相手に届くまでに他の人の目に触れることも。誰に見られても恥ずかしくない内容を書くようにしましょう。

「算数の九九を覚えたいです」
「プロの野球選手になれるように練習を頑張ります」
「休み時間に〇〇先生とこおり鬼をして楽しかったです」
「冬休みに家族と旅行に行きました。楽しかったです」

中学生から学校の先生へ

日頃の指導への感謝や、そのおかげで達成できたことを述べましょう。新年の抱負を記載するのもよいですね。
中学生であれば堅苦しい表現ではなく、一般的な敬語を使用するだけでも失礼には当たりませんよ。

「先生のご指導のおかけで無事〇〇の資格を取得できました」
「〇〇について詳しく教えていただいたことを本年の学習に活かしていきたいです」
「本年は勉強と部活を両立し、より一層頑張りたいと考えています」
「今年度は悔いが残らないよう、勉強や学校行事に取り組みたいと思っています」

親から子どもの先生へ

日頃お世話になっている感謝と共に、先生に指導していただいたことでどのようにお子さんが成長したようにかんじているか伝えましょう。勉強面だけでなく生活面の変化や、気を付けて見てもらいところもを伝えると良いですね。

習い事の場合、お子さんが何かを習得するために努力をしていたり、試験や発表会などのはっきりとした目標があることが多いと思います。お子さんの努力や気持ちを代弁すると共に、親としてもサポートすることを伝えると良いでしょう。

「先生のクラスになった昨年は毎日楽しそうに学校に通っていました」
「苦手なことにも前向きに取り組むようになりました」
「今年こそ入賞するんだと意気込んでおります 
 親としてもしっかり体調管理などのサポートを心掛けていきます」
「春の発表会に向けてさらなる練習に励んでおります
 今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」

学生時代の恩師へ

以前お世話になった先生と、卒業してからも年賀状のやり取りをしているという方も多いのではないでしょうか。頻繁に会うことができない相手ですから、近況報告を兼ねて送るとよいでしょう。

「早いものでこの春から社会人になります
 先生の教えを胸に精一杯頑張りたいと思います」
「昨年息子が誕生しました
 先生のお言葉を思い出しながら 責任感のある親になれるよう努めます」

趣味・習い事の先生へ

大人になってからのお稽古ごとの先生や師匠には、日頃の感謝を込めて年賀状を送るとよいでしょう。礼を尽くした新年のご挨拶を心がけたいものです。

「今年はいっそう稽古に精進したいと思います 
 ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」

年賀状で先生に感謝の気持ちを伝えよう

先生に年賀状を送るときの注意点をご紹介しました。

敬称は「様」「先生」どちらを使っても問題ありません。賀詞は二文字のものを使ってくださいね。
先生の自宅の住所がわからないときは園や学校宛に送るようにしましょう。
年賀状はお祝い事なので、鉛筆や細い字のボールペン、色の薄いものは使わないようにしてくださいね。

普段からお世話になることの多い先生。特に、園や学校は一日の大半を過ごす大切な場所。
最近ではSNS等で新年の挨拶を済ませる人も多いですが、これを機に心のこもった年賀状を作成して感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

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