十二支の中 で先頭のねずみ。 「子年」に生まれた人の性格や、「子年」がどんな年なのか、知らない方も多いと思います。
そこでこの記事では、子年にスポットを当て、雑学やトリビアをまとめてみました。
目次
【干支・雑学】子年ってどんな年?
子年ってどんな意味?
子年は十二支の始まり。新たなスタートや生命の芽生えを意味します。
ねずみは子どもをたくさん産むため、繁栄の象徴として使われることもありますよ。
「急激に数が増えること」を表す「ねずみ算式に増える」という言葉もありますね!
子年はどんな年?
では、 実際に過去の子年に起こった出来事を振り返ってみましょう。
●1972年には日本の道路として最長の「東北自動車道が開通」。
●1984年には「1万円(福沢諭吉)・5千円(新渡戸稲造)・千円(夏目漱石)の新札発行」。
●1996年には「Yahoo! JAPANがサービスを開始」。
まさに繁栄の象徴として記憶に残っていく年なのではないでしょうか。
【干支・雑学】子年の性格・特徴・相性まとめ
子(ねずみ)は干支の中で一番目に数えられる動物です。
俗説には、神様が十二支の動物を決めるために動物たちに競争をさせ、一番になったことが理由と言われています。
しかし、この競争でねずみは、猫に嘘をついて参加させないようにし、一番速かった牛に掴まりゴール直前にとび降りて一番になったとも伝えられています。
【子年生まれ】性格と特徴
真面目で信頼の厚い職人タイプ
このイメージから、子年の人に対して、要領が良くて機転が利くだけでなく、少しズル賢いように感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし実際は、真面目で働き者なため周りに信頼されやすく、人が集まりやすいタイプです。
また、どんな環境にも適応できるので事業繁栄や発展に力を発揮する性格と言えます。
特にビジネス上では、強い意志と自らの背中で仲間を引っ張ることができる「職人タイプ」が多いと言えるかもしれません。
無理をしすぎることも
テキパキと何でもひとりでこなせる一方で、頼み事を引き受けすぎてしまうところや、思ったことを口に出せないところがあるようです。
子年の家族や友達、同僚が周囲にいる方は、オンとオフの切替を上手くサポートしてあげられると良さそうですね。
【子年生まれ】有名人一覧
上記のような性格と特徴からも、子年の有名人はまさに「職人タイプ」と呼ばれる人ばかり。ちなみに、現在の天皇陛下も1960年の子年生まれです。
●1936年生まれ・・・北島三郎(歌手)、野沢雅子(声優)、長嶋茂雄(野球)
●1948年生まれ・・・井上陽水(歌手)、五木ひろし(歌手)
●1960年生まれ・・・佐藤浩市(俳優)、真田広之(俳優)、コロッケ(タレント)
●1972年生まれ・・・木村拓哉(タレント)、中村獅童(歌舞伎役者)、葛西紀明(スキー)
●1984年生まれ・・・錦戸亮(アイドル)、伊調馨(レスリング)、ベッキー(タレント)
●1996年生まれ・・・高梨沙羅(スキー)、白井健三(体操)など ※敬称略
【子年生まれ】相性の良い干支・悪い干支
相性の良い干支
○子年・・・似たもの同士なので相性が良い。 |
中でも子年と辰年とは非常に相性が良く、「ONコンビ」長嶋茂雄(1936年生まれ子年)と王貞治(1940年生まれ辰年)、「理想の夫婦」と言われる里田まい(1984年生まれ子年)と田中将大(1988年生まれ辰年)は子年と辰年の理想の組み合わせです。
相性の悪い干支
◆卯年・・・相手の嫌なところに目が行きがちですれ違いやすい(適度な距離を意識)。 |
【干支・雑学】子年にまつわるトリビアを紹介
子年に関するトリビア(雑学)を簡単にまとめてみました。
子年には夏季オリンピックが開催される
子年の2020年に開催予定だった東京オリンピックは、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となってしまいましたが、本来、4で割り切れる年に開催されるのが夏季オリンピックです。これは干支でいうと子年、辰年、申年に当たります。
つまり、子年(と辰年と申年)には必ずオリンピックが行われるということ。よく考えてみると当たり前のことですが、ご存知でしたか?
子は北を表す
十二支は方角を表すのにもつかわれています。十二支の最初である子は、方角で言うと北になります。
北極と南極を結ぶ経線のことを「子午線」といいますが、これは北=子と、南=午を結んだ線という意味。日本の標準時間を決める東経135度子午線が有名ですね。
日本の最長寿記録保持者は子年生まれ
日本の歴代最長長寿記録を持つ、田島ナビさん。2018年4月21日に117歳で亡くなった田島さんは、1900年8月4日の子年生まれでした。 ちなみに田島さんは、世界で最後の19世紀生まれの人物でもありました。
子年の雑学を暮らしに役立ててみよう!
いかがでしたでしょうか?
もちろん、これが全ての人に当てはまるわけではありませんが、子年の性格や特徴などを知ってみると、意外な発見や思わず頷くような情報もあったのではないでしょうか。
この雑学を少し意識してみれば、周囲にいる子年の方と、さらに良い関係を築けるようになるかもしれませんね!
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