年賀状に関する思い出エピソードを募集したところ、悲しかった、腹が立ったというエピソードが届きました。読んでみるとなるほど!というものばかり。その一部をご紹介します。
同じ過ちを犯さないためにも、これから年賀状を作ろうとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
宛名・名前を間違えられた!
「毎年名前の字が違っています…」
悲しかったのは、私の名前を間違えられていたことです。さらにはその年を境に毎年間違った字で送られてきます。
年賀状なので指摘もできず、わざわざメールや電話で伝えるまでもないかと思って気にしないようにしましたが、後で読み返したり、来年の年賀状を作る際に見ると悲しくなってきます。
おそらく住所録は毎年引用して使ってるのだと思いますが、1番間違えると失礼に当たる部分になるので、せめて名前だけでもしっかり目を通してから出してもらいたいです。
「なぜだか誰も覚えてくれない!」
私の下の名前の漢字に「佑」という漢字が入るのですが、仲のいい友達によく漢字を間違えられます。にんべんがころもへんだったり、よく分からない字だったり。
プリクラを撮った時に書いた時は、みんなちゃんとした佑で書いてくれていたのに、年賀状になったとたん5人ともいろんな字を使って書いてくれていました。。
今となっては笑い話になるのですが、あまりにも一緒にいっぺんに間違えられたので、本当は嫌われてるんじゃないかなど、悲しくなったことがあります。
「切ないレベルの誤字に唖然」
中学の頃に年賀状書くからと、プロフィール帳を回した思い出があります。私の苗字と名前はやや難しく、プロフィール帳にもしっかりわかりやすいように書いたのに、クラスの子達から私に届いた年賀状は、8割間違えた名前(ひらがな含む)で書いてありました。
ああ、4月から一緒に生活してきて、この学年で過ごすのも3月まで。あと少しだけなのに私の存在なんて、この程度なんだなぁと漠然と悲しくなりました。
気にしすぎかと言われればそうかもしれませんが、プロフィール帳を回した意味とは。と考えてしまいました。
あぁ、幻滅のお正月!
「心配していたのに…」
主人の旧友から年末に離婚の知らせがありました。お子さんも小さかったので心配していたところ、年が明けてすぐその方から年賀状が届きました。
なんとも殺風景な年賀状だったのですが、つづきはWEBで…とURLが。気になり、アクセスしてみたところ、見知らぬ女性との幸せそうな結婚写真が貼ってありました。
不倫の末、再婚したようです。主人によると、学生時代から遊び人だったからなぁ…と。
元奥様と小さいお子様のことを思うと、なんとも腹立たしい年賀状でした。
「親しき仲にも礼儀ありでは?」
義理の実家から年賀状が届いたのですが、私たち家族で撮った子供の1歳のお祝いのときの写真が勝手に使われていて衝撃を受けました。
何も聞かれていないのに勝手に使われていたのと、会ったこともない人たちに勝手に送られていたことが信じられなくて正月早々止めてくださいと喧嘩になりました。
結婚したからといってただの他人ですし、人の写真を勝手に使うなんて常識がなさすぎるし、今後の付き合いもしたくないなと感じるようになりました。
トホホ…な気分の年賀状
「内緒にしててほしかったのに!」
かなり厳しい親元で育った私ですが、高校の頃こっそり隠れて付き合っていた彼氏のことを、年賀状で友達が「今年も●●くんと仲良くラブラブに過ごしてください」と書いたことで親にバレ、新年から相手の両親と彼を我が家に連れてきて説教大会。
ストレスで2ヶ月で10キロ痩せ、さらに親からの監視が余計に厳しくなり、「年賀状に何でそんなこと書いたの」と友達を問い詰めると「だってー書くことなかったしぃー」とのこと。。
「その程度の間柄だったのか」
小学生から付き合いがある友人の年賀状で、少し悲しい思いをしました。
その友人とは以前は一年に何度か会うような仲だったのですが、いつしかお互いに忙しくなり、二年ほど誕生日などのお祝い連絡以外しなくなっていました。
それでも私は友達だと思っていましたし、相手も同じように思ってくれていると思っていたのです。
しかしある年、年が明けて年賀状が届くと、なんとその年賀状には「結婚しました」の文字が。それも写真付きで。
まさかこのメールやSNSなど連絡手段が発達した世で、年賀状で結婚を知らされるとは思ってもいませんでした。おめでたいことではあるし嬉しい気持ちもあるのですが、その程度の間柄になってしまったのだなと少し悲しくなってしまったエピソードです。
「凝ったつもりが大失敗!」
私は毎年、手書きかつ自作で年賀状を作っています。2020年のはいつもと違うカタチにしたいと思い、グラスデコという道具を使ってネズミのキャラクターを描きました。グラスデコはぷくっと輪郭やイラストに凹凸をつけられる道具で、色なども自由に選べます。
いろいろな色がある中で、少し豪勢にしようと金銀のラメ入りの色を採用しました。しかし、後によく見てみると金銀だけ他の色に乗せて光沢を出す専用の物だったらしく、送った相手から「ネズミの中身が無いんだけど」と残念なお知らせを聞いて悲しい気持ちになりました。
さみしさが身に染みる年賀状
「思わず勘ぐってしまいました」
従業員数名の小さな会社に勤めて10年以上、気が付くと一番長く勤めていて社長からもそれなりに信頼されていると思っていました。
しかし、社長から届いた年賀状のコメントには「人手不足だし今年はよろしく」と書かれていました。いつもなら「今年も頼りにしています!」とか「期待しています!」とか力強い字で勢いが感じられて頑張ろうという気持ちにさせてくれる文面なのに、「今年は」って去年の働きぶりは今ひとつだったのかと悲しくなりました。
「コメントくらい欲しかったな」
年賀状が早く届くようにかなり早めにポストに投函したが、相手から忘れた頃の1月下旬に思い出したかのように届いたこと。
それも自分なりに丁寧に書いたものに対してパソコンで大量生産したような、挨拶ひと言のみ。忘れられたような感覚で悲しかったし、自分にとっては関わりの深い人だっただけに、相手にはそれほど思われていなかったのかと思えてとても残念な気持ちになったのを憶えています。
年配の方から頂く年賀状はとても丁寧に筆で書かれているものが多い中、段々と簡素化されスタンプや印刷など気軽に作成できるようになり、それはそれで良い部分もありますが、やはり自分の言葉や字で書く方が心がこもっているのではないかと思います。
「年々減り続ける年賀状にさみしさも」
子供の頃は年賀状が沢山、といっても友達や親戚の分くらいですが、届いていて読むのが楽しかったです。
でも時代が進むにつれて、年賀状を使う人も減って、親戚や友達との交流も減ったことで、どんどん年賀状が減っていきました。
自分のせいだし、時代のせいでもあるのですが、年賀状の数イコール人間関係の良さを感じて少し落ち込みます。
最近では、年賀状の代わりにLINEによる謹賀新年の挨拶が主流になっているように感じますが、私の場合はそれすら全然なくて。
年賀状は普段の自分の人間関係の構築について振り返るいい機会だなと改めて感じました。
それって嫌味ですか?ちょっぴり悲しい…
「鬱陶しくなりました…」
親の仕事の都合で田舎に引っ越しましたが、毎年年賀状をくれる同級生がいました。十数年もの間、年賀状のやり取りだけを続けているうちに、彼女は20代前半という若さで結婚することに。
その後も「子供が生まれた」「家を買った」と毎年誇らしげに年賀状を送ってくるのですが、返事がしんどくなり放置することに。
すると「まだ田舎にいるの?」「何故返事をよこさないのか」と、まるで姑のようなコメントを書いてきました。それでも放置していたら、完全にこなくなりほっとしました。
「当て付けですか?」
仕事の関係で上京して10年が経った頃です。連絡を取っている同級生もほとんどおらず、年賀状のやりとりもありませんでした。
そんな時、それほど仲の良い訳ではない同級生から1通の年賀状が…。数年前に結婚したらしく娘さんの写真が大きく印刷されたその内容に「何故、今の俺に?」と不思議になりました。
その頃、私は独身な上、弟が先に結婚するという状況でした。そんな私に当てつけのように届いた年賀状。そんな意図はないとはいえ、憤慨し返事を返すこともありませんでした。今思うと大人気なかったなと反省します。
「余計な一言でさらにカチン」
昔の職場の先輩で年配の方なんですが、微妙な年賀状を送って来られる方がいます。なぜか数年に一度は年末に届いてしまうとか、私の名前の漢字が間違っている等です。
届いた年賀状の差出人をみて「あぁ(やっぱり…)」となるのがもはや恒例です。そして極め付けは、私が結婚して数年経った頃の年賀状。手書きコメントに「お子さんはまだですか」の文字。
本人に悪気があるわけではないというのを分かっていますが、やっぱり貰って気持ちいいものではないので「余計なお世話じゃー!」と腹が立ちました。
まとめ
いかがでしたか?1枚のはがきの小さなストーリー。学ぶべき点もがたくさんありましたね。
「名前を間違えられた」、「余計な一言に傷ついた」など心当たりがある方はいませんか?年賀状をしっかりと確認してからポストに投函すれば防げるエピソードもありましたね。
せっかく送る年賀状ですから、誰かの悲しい思い出になってしまわないよう、気持ちをこめて送りたいものですね。
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