毎年たまっていく年賀状に「保管や処分の仕方がわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。
年賀状は個人情報がつまっており、慎重に処分をしなくてはなりません。
この記事では、年賀状のおすすめ保存方法や安心な処分の仕方についてご紹介します。
年賀状を保存する派の人が気をつけたいこと
年賀状は、毎年引き出しへしまって終わりという人もいるのではないでしょうか。あとで見返す時に困らないよう、保存の仕方を決めておくと便利です。
年賀状を保存する理由
年賀状は新年の挨拶をすることから「縁起物」として昔から親しまれています。
●年賀状を見るのが楽しいから処分せず保存している
●写真や個人情報が入っており気軽に処分できないから残している
保存しているといっても、上記のように年賀状が好きで大切に保存している方もいれば、処分の仕方に悩み残している方もがいらっしゃるのではないでしょうか。
なかには「年賀状を住所録代わりにしている」という方もおられるのでは?
働き盛りの世代では転勤や、住宅購入で住所が変わりやすいものです。そのため昨年の年賀状で住所確認をするのですね。
保存期間はどれくらい?
年賀状を保存している理由はさまざまですが、どれくらいの期間残しておくのでしょうか。
●翌年の年賀状を書いたら処分をする人
●収納スペースが少なくなってきたら処分をする人
●年賀状用のアルバムなどに入れ、ずっと残している人
このように年賀状の保管基準は人それぞれ異なります。
孫の成長記録として、届いた写真入り年賀状を毎年保存しておくというアイデアも。写真入り年賀状は紙質が良い場合も多いので、アルバムに保存してきれいな状態を保つことで、何度も見返すこともできますよね。
保管におすすめの方法
年賀状を取っておきたい人、または取っておかなくてはならない人は、どのような保管をしているのでしょうか。
ここでは、年賀状の保管方法やおすすめのアイテムについてご紹介していきます。
1)アルバム
L版の写真から年賀状サイズまで対応した収納アルバムで、500枚ほど収納できる大容量タイプがおすすめです。
2)ビニールケース
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プラスチック袋は家庭で持っていることも多く、新しく買い足す必要がないかもしれませんね。簡単な方法ですが、中身が確認しやすく汚れもつきにくい便利なアイテムですね。
3)箱
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風水で「紙」は悪い気を吸い、運気が下がるといわれています。運気を下げずに年賀状を箱で長期保存するならば、風通しの良い種類を選びましょう。
ただし風水を気にするのであれば処分は2年以内です。箱へ入れた後の入れ替え作業も忘れずにしましょう。
年賀状を処分する派の人が気をつけたいこと
年賀状を処分している人の中には「処分の仕方は大丈夫?」と気になっている人もいるでしょう。
年賀状の処分で気をつけなければならないのが個人情報です。もし年賀状から個人情報が漏れてしまったら、信用問題にかかわります。
ここでは適切な処分の仕方をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
年賀状を処分する理由
そもそも年賀状を処分している人は、どのような理由が多いのでしょうか?
●年賀状の収納スペースがない
●毎年やりとりする人が決まっており処分しても困らない
年賀状はサイズが小さいものの、枚数が増えればかさばりスペースを取ります。年賀状は特別なものですが、出番が年一回ということでスペース確保の優先度は低いのでしょう。
年賀状のやり取りをする人が決まっていれば、長期間取っておかずとも困らないのですね。
処分する時期はいつがいいの?
年賀状をいつ処分するかは、自分のタイミングで決めて問題ありません。
ただし、お年玉付き年賀状の当選確認をしてから処分するようにしましょう。1月中旬が当選確認日です。何か当選している可能性もあります。
また、風水の考え方に基づくと、受け取った年の春分の日までに処分するのが良いとされているのだそうです。それは春分の日が「新しいことを始めるのに適している」からです。
もし年賀状を実用的な住所録として保管しているならば、新しい年賀状が来たタイミングで古いものを処分するとわかりやすいですね。
年賀状の個人情報に配慮した処分の仕方
年賀状は相手や自分の住所、プライベートなメッセージ、写真といった個人情報が満載です。古い年賀状を処分する前に、個人情報に配慮した処分の仕方を確認しておきましょう。
年賀状の個人情報は以下のような処分の仕方がおすすめです。
1)ガムテープでぐるぐるに巻く
ガムテープは、年賀状をまとめてぐるぐる巻きにすると簡単に個人情報を隠せます。コンビニでも購入でき、思い立ったらすぐ処分できるのが嬉しいですね。
ガムテープでぐるぐる巻きにしておけば、ゴミ袋の中で年賀状が散らばる心配もありません。
2)シュレッダーにかけてから処分
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シュレッダーは、手動式でコンパクトサイズのものがあります。年賀状の処分は年間を通しても頻度の低い作業ですので、枚数が多くなければ手動でも無理なくできるでしょう。
ただ毎年100枚単位の年賀状を受け取る人の場合、自動のシュレッダーでないと厳しいかもしれませんね。
3)お焚き上げしてもらう
お焚き上げと聞くと、お守りやダルマを思い浮かべる人が多いかもしれません。地域にもよりますが、年賀状のお焚き上げをしてくれる神社もあるようです。
年賀状の「福」はその年限りのものです。きちんと処分をしたいと考えているならば、年賀状のお焚き上げについて神社に確認してみてはいかがでしょうか。
4)ナチュラルローソンの回収BOX
一部店舗になりますが、ナチュラルローソンでは年賀状など個人情報のある郵便物の回収を行っています。以前は郵便局でハガキの回収をしていましたが、現在は行っていません。
ナチュラルローソンの回収BOXでは、トイレットペーパーなどに年賀状がリサイクルされます。
5)資源回収
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年賀状は資源回収で処分ができます。ゴミ捨て場に持っていくだけで簡単ですが、個人情報が読み取れないようにしましょう。少し手間ですが宛名や名前などをマジックで塗りつぶす、または個人情報を保護するスタンプを使い見えないようするなど注意が必要です。お子さまがいらっしゃる方は、楽しみながらお手伝いしてもらうのもいいですね。
かさばらない保存方法
「年賀状は取っておきたいが、スペースがなく保存に困っている」という人もいるでしょう。ここでは年賀状を処分しても保存できる方法をご紹介します。
1)スキャナーでデータ保存
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スキャナーで年賀状を読み取れば、パソコンにつなげて簡単にデータを移すことができます。取り込んだ年賀状のデータは、その年ごとにフォルダ分けしておくと分かりやすいでしょう。
ご家庭のプリンターにスキャナー機能があれば、利用してみるとよさそうですね。
2)スマホで年賀状の写真を保存
プリンターもなくスキャナーを買うほどでもない場合、スマホで写真を撮りデータとして年賀状を保存する方法もあります。
スマホの写真であれば簡単に見返せるうえ、収納スペースも取らず気軽にできますね。
個人情報に注意した処分の仕方を選ぼう
個人情報のつまった年賀状は、処分の仕方に注意が必要となります。送り主に迷惑をかけないためにも、個人情報は丁寧に扱いましょう。
またお年玉付き年賀状は1月中旬が当選確認日です。風水的には処分したほうが運気があがりますが、何か当選している可能性もあります。
年賀状の処分は当選確認と景品引き換えをすませてからにしましょう。